土木事業
山下組では、ふるさと岩手を中心に幅広い分野の土木工事で数多くの実績を誇っています。
治山工事の分野では、地滑り対策の「集水井工」「地滑り防止工事」「山腹工事」「アンカー工事」「法面処理工事」、治水・利水・治山・砂防などを目的とした「治山ダム(堰堤)工事」、森林整備や木材などの搬出に利用される道を整備する「林道工事」など、トータルに手がけております。
また、道路の幅の拡張、歩道整備やバイパス道路の整備、道路の危険個所の補修等を行う「道路改良工事」「道路舗装工事」、各地の交通路をつなぐ「橋梁工事」、いわて花巻空港用地造成をはじめとする大規模な土地の「造成工事」でも多くの実績を持ち、地域の暮らしに貢献してまいりました。
建築事業
山下組の建築事業は、岩手に根ざし、地域の夢や未来をカタチにします。ふるさとである岩手の風土と歴史・文化そしてそこにある素材と人々の暮らしを融合、継承させていくことを願い、そこに息づく「夢」を実現し、未来を拓くための新しい空間づくりが山下組の建築事業の根幹です。
そのための重点事業として、地域の健康を支える「医療や介護《医》」、職場や交流の場となって元気なまちを支える「事業(業務)用建築物《職》」、そしてご家族のやすらぎの場となる「住まい・居住《住》」のための構造・施設・設備など、それぞれが調和しあい相乗効果が発揮できるような空間づくりを行います。



林業事業
ふるさとの恵みである「山と森林(もり)」の荒廃が伝えられています。
それは、産業としての「林業」が社会、経済、後継者問題など複雑に絡み合う構造的な問題を解決できずにきたからです。植林から伐採、収穫まで世代を超えて営まれ豊かな森林(もり)を支えてきた健全な更新循環の維持が今は難しくなってきています。
ふるさとの山と森林は自然と環境のシンボルです。水と酸素はもちろん、多様で健全な生態系を維持していくための源流であり資源ともなっています。山と森林は古くから不思議なそして巨きな力を備え、人々の精神や文化のよりどころとなり、暮らしにさまざまな影響を与えてきました。
当社は、創業期から林道開発に深く携わり、古くから山と森林の恩恵にあずかり今日を迎えています。そこで、当社は林業の復興をテーマに、この写真のように、人と最新の高性能林業機械を駆使して本格的に事業としての「林業」への取り組みを始めました。
林道開発技術を生かして森林の伐採を行い、木材として搬出・出荷し、バイオマス発電への供給をはじめ建築材としての提供から様々な用途への可能性を探り、植林・造林等の事業化を目指していきます。
「ふるさとの豊かな山と森林」が次代への大きな遺産として継承されることを夢見て、世代を超える事業に取り組んでまいります。


